ダメおやじが54歳でリタイアを決心した理由
- アーリーリタイア資金が確保できたから
30歳の頃はラスベガスのプールでパソコンや電話で、莫大な資産を運用して毎日を過ごすといった大富豪の生活を夢見て、ギャンブル三昧の日々を過ごしておりました。しかしながらギャンブルで散財し、40歳になるときはそんな夢は早々あきらめました。
そんな矢先、勤めていた会社で早期退職の募集があり、応募をいたしました。当時の退職金はおよそ2,000万円ちょい、そのお金を資産運用、アベノミクスやGAFAMのおかけで何とか最低限のリタイア資金を貯めることができました。1億円あれば楽勝でリタイアできるのでしょうが、ダメおやじの金融資産はおよそその半分の5,000万円ほど。資産を切り崩しながら生活するというアーリーリタイアであれば何とか生活ができるという資金を確保することができました。
2020年の東京オリンピックまでにリタイアするという目標をかかげていましたが、これは昨年末にあきらめていたのですが、皮肉にもコロナ禍でオリンピックが延期になり、ぎりぎり間に合うことができました。
- 人生は残り少ないと感じたから
2020年はコロナ禍で自分の好きな趣味、旅行、温泉、銭湯めぐり、落語、美術鑑賞、飲み歩きを全くすることができませんでした。できたのはネットフリックスで愛の不時着を見れたことぐらいですかね(笑)。1年を棒に振ってしまいました。
人生はすでに半分を過ぎ、気力、体力を考えると、充実した人生をつくれるのはこれから10年~20年くらいが限界なのではないかと考えたからです。
- 仕事をすることにストレスがあった
現在は週3日休みの契約社員です。仕事量は楽勝ですが、現在の上司が最悪です。パワハラとまではいかないですが、かなりのストレスです。今までの嫌な上司ベスト3くらいには入るかも。賞与、有給などの待遇、仕事量を考えると非常にいい仕事だと思いますが、嫌な気分で働くことからは解放されたいです。
2021年もコロナ禍が続くでしょう。やりたいことはおもいっきりできないでしょうから、もう1年働こうかとも考えました。1年リタイアを後らせば金銭面で非常に楽になり、やや贅沢な生活もできます。しかし、最終的には、いやな上司が私のリタイアを後押しいたしました。
そんな経緯で今年の4月から新しい生活を始めることになりました。